青学大OBの小久保裕紀監督「球場に入った瞬間の…」
6日からのヤクルト3連戦で、ホークスナインは2年ぶりに神宮球場でプレーしました。大学野球の“聖地”での思い出を東京六大学連盟、東都大学野球連盟出身の選手、そしてスタッフに聞きました。
亜大出身の嶺井博希捕手が口にした先輩右腕への“謝罪”、まさかのアヒル乱入も……。慶大のスター、柳町達選手が忘れぬ出来事は? 若かりしナインの個性あふれる回答をご覧ください!
○松本晴投手(亜大)
「4年生の秋にここで負けたら入れ替え戦というところでチームで勝ったのが思い出ですね。中継ぎで投げたか、投げていないかは覚えていないですけど、皆で泣いたのは思い出です」
○嶺井博希捕手(亜大)
「島袋(洋奨投手)に自分のパスボールで(大学)初勝利を与えてしまったことです。東浜(巨)vs島袋で僕のパスボールで負けました。みんな覚えてないと思いますけど」
○鍬原拓也広報(中大)
「1部、2部入れ替え戦で3連投したことを覚えています。1戦目中継ぎ、2戦目完封、3戦目抑えで残留したので。あれがあったから、中央大学は今も1部でできているので。1学年下の伊藤(優輔投手)の代は4回(入れ替え戦を)経験しているって言っていたかな。伊藤もそこでめちゃくちゃ投げて活躍して抑えているので。神宮と言えば、入れ替え戦ですかね」
「あとは巨人時代の2022年のヤクルト戦で、僕がマウンドに上がっている時に、でかいアヒルの風船が空をずっと飛んでいて、試合が中断して。ピンチだったのかな。アヒルの中断もあって抑えて、僕がX(旧ツイッター)で『アヒルありがとう』って呟いたっていう。丸(佳浩)さんが何回も捕ろうとして捕れなくて左翼スタンドに入って行きました。お風呂に浮かべるアヒルのでかい風船版です」
○小久保裕紀監督(青学大)
「懐かしいですね。ここがなかったら、プロに入っていないので。球場に入った瞬間の人工芝の青さはすごい印象に残っています。(1年生のころは)18歳だったので、ベンチ外で買い出しとかをしていた。和歌山にはそんな人工芝はないから。鮮やかな色にときめきました。巨人時代は家がそこやったんでね。3時くらいに家を出ていました。トレーニングとかを終わってから来ていましたね」
○柳町達外野手(慶大)
「明治神宮大会で優勝したことです。(3連戦でプレーして)久々だったので、いい景色だなと思いましたけど、ちょっと風とか強かったので守備は怖かったですね」
○緒方理貢外野手(駒大)
「色々あります。もう全て語りました。甲斐野(央)さん(東洋大)からサヨナラ打とか、本塁打打ったこととかですかね」
(川村虎大 / Kodai Kawamura)