なぜ打率.289の野村勇に代打・中村晃? 首脳陣語る背景…早期決断の裏にあった“会話”

  • 記者:川村虎大
    2025.06.08
  • 1軍
中村晃【写真:古川剛伊】
中村晃【写真:古川剛伊】

6回1死満塁で中村晃を代打で起用→決勝打

 試合が終盤に差し掛かる前に、迷いなく切り札を投入した。7日に神宮球場で行われたヤクルト戦。同点の6回1死満塁で小久保裕紀監督が動いた。ここまで2打数無安打だった野村勇内野手を下げ、4月12日以来のベンチスタートとなった中村晃外野手を代打に送った。

 カウント2ボール1ストライクで、吉村のフォークを捉えた打球は中堅の前に弾んだ。2点適時打で勝ち越しに成功すると、この後も打線がつながりこの回一挙7得点。試合を決めたビッグイニングに小久保裕紀監督も「あそこがポイントでしたね」と評価した。

 ベンチが動いたタイミングは試合の中盤、残り3イニングの攻撃を残す状況だった。この日ノーヒットながら、なお打率.289と高い数字を誇る野村になぜ代打を送ったのか。首脳陣が明かした決断の舞台裏は――。

代打初安打…中村晃が明かした首脳陣との会話

(川村虎大 / Kodai Kawamura)