4安打の柳町達は「外せない選手から…」 小久保監督が脱帽、上沢直之との“会話”の中身

柳町達【写真:古川剛伊】
柳町達【写真:古川剛伊】

徹底した独自取材、データ分析
選手の本音や核心に迫る「鷹フル」

柳町は4安打で規定未到達ながら打率.357

 ソフトバンクは7日、神宮球場でのヤクルト戦に8-1で快勝した。先発した上沢直之投手は5回にソロで1点を許したものの、その後は要所を締めて9回6安打4奪三振1失点。123球を投げ切り、チーム初完投となった。打線は柳町達外野手が4安打2打点の大暴れ。同点の6回1死満塁では代打の中村晃外野手が中前に2点適時打を放ち、これが決勝点となった。試合後に取材対応した小久保裕紀監督の主なコメントは以下の通り。

――中村選手が代打で決勝打を放った。
「ある程度、仕掛けは早かったですけどね。あそこがポイントでしたね」

――野村勇選手に代打を送った。
「それより上のバッターは(中村)晃しかいないので」

――柳町選手が4安打。
「もう『外せない選手』から『チームを引っ張る、牽引する選手』になりましたね。去年、ある程度自分の打撃が見つかりつつあったけど。打撃に正解はないけど、今まで築き上げてきたものが、より求めている形に近づいたと思います」

――上沢投手が移籍後初、今季チーム初の完投勝利。
「(8回に)帰ってきて『まだ行けるか』と聞いたら『行ける』ということで。点差もありましたしね」

――柳町選手の活躍をどう見るか。
「成長を感じますね」

(川村虎大 / Kodai Kawamura)