「とても優しかった」先輩は?
鷹フルの人気企画「選手相関図」。ルーキー1番乗りで登場するのは、ドラフト2位の庄子雄大選手です。5月5日の西武戦で1軍デビューを果たした23歳。若手からベテランまで……。意外な関係性を明かしてくれました!
最初に出てきた名前はドラフト同期の宇野真二朗選手と石見颯真選手の2人。「同じ内野を守る2人なので。寮でも一緒にいる時間が多いなっていうのは思いますね」。中でも石見選手は「庄子さん、庄子さんって寄ってきます。結構ガンガン来ますね」。可愛い後輩と楽しい寮生活を送っている模様です。
同じドラフト同期では川口冬弥投手と話すことも多いといいます。2人はなぜかお風呂のタイミングがよく重なるそう。「特に打ち合わせもないんですが、自分がお風呂に入ったら川口さんがいるみたいな。逆に自分が入っていたら、入ってくるみたいな。タイミングが合うんですよね(笑)」。お風呂では野球談議に花を咲かせることが多いそうです。
春季キャンプではルーキーで唯一のA組スタート。慣れない環境の中、先輩たちの優しさに触れたと言います。柳田悠岐選手、栗原陵矢選手、山川穂高選手、牧原大成選手……。そうそうたるメンバーにご飯に連れていってもらったそうです。特に「自分にとても優しかった」と語るのは栗原選手でした。「気さくに声をかけてくれて、嬉しかったですね」と笑顔で振り返ります。
柳田悠岐は「1番印象が変わった」
プロ入り初の食事の誘いは牧原大選手でした。春季キャンプが始まって1週間ほどたったある日。「次の休み前、何してる?」と連絡が来たそうです。柳瀬明宏1軍打撃投手兼チーム広報らも参加し、食事へ。「びっくりもしましたけど、嬉しかったですね。キャンプは新人1人だけだったので。なかなか溶け込めなかったというか、最初は緊張もしていて自分から声をかけにいくことができなかったんですけど。その中で1軍で活躍している方から、声をかけていただいたのは嬉しかったですし、びっくりもしました」とはにかんでいました
柳田選手、山川選手からはたくさんのアドバイスをもらったそう。中でも「1番印象が変わりました」と話したのは柳田選手。「入団する前は『野球を楽しんでいて、細かいことはあまり気にしていなさそうだな』と思っていたので。でも、実際に話してみると、自分の体やバッティングのこと……すごい細かいところまで考えてやっているなって感じました」。尊敬の眼差しを向けていました。
尊敬している人は横浜高の先輩、近藤健介選手。キャンプ直前の必勝祈願祭で初めて会ったそうです。「キャンプ中もあまり長く喋れてないですけど、バッティングのことは少し聞けたので、そこはよかったかなと思います」。目標は同じ舞台で一緒に戦うこと。再び1軍昇格を目指して精進しています。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)