栗原陵矢が「上がってこないと優勝はない」 今宮は31日に復帰…小久保監督の一問一答

小久保裕紀監督【写真:川村虎大】
小久保裕紀監督【写真:川村虎大】

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選手の本音や核心に迫る「鷹フル」

岩井は調整登板「上がりが続いていたので」

 ソフトバンクの小久保裕紀監督は29日、タマスタ筑後で2軍戦の試合前練習を視察した。右前腕屈筋群の筋挫傷で離脱していた今宮健太内野手は31日の楽天戦(楽天モバイルパーク)から1軍に復帰させると明言。2軍調整中の笹川吉康外野手、津森宥紀投手、打率1割台と苦しむ栗原陵矢内野手にも言及した。主な一問一答は以下の通り。

――今宮選手の現状は。
「きょう出て、四国(遠征)には行かなくなりました」

――1軍に合流。
「病み上がりで(チームは交流戦から)6連戦なのでね。あさって(31日)から出るでしょうね。本人も問題ないと」

――笹川選手が2軍で本塁打。
「振り過ぎなので。あんな振らんでも飛ぶので」

――岩井俊介投手が2軍戦に登板。
「上がりが続いていたので。投げさせようと」

――宇野真仁朗選手、石見颯真選手が2軍でも活躍している。
「普通に2軍でも上の方だと思って見ていますね」

――栗原選手は我慢の起用が続く。
「我慢というか、あいつが上がってこないと優勝はないでしょうからね」

――山川穂高選手も7番起用は継続か。
「山川に関しても本来のところに戻らん限りパ・リーグで抜けていくのは難しい。まだ、そこに来ていないということですね」

――津森投手と会話をする場面も。
「『何してんねん』と。いい試合と悪い試合がはっきりしているからね。『夏に頑張ります』と言っていたので『お前1軍で何試合投げてるんや』と」

(川村虎大 / Kodai Kawamura)