有原航平を「信じて待つだけ」 開幕以降は不振も…首脳陣がかけ続けた“2文字”の言葉

今季2勝目を挙げた有原航平【写真:栗木一考】
今季2勝目を挙げた有原航平【写真:栗木一考】

有原の2勝目に浮かべた安堵と喜び

 安堵の表情を浮かべたのは、好投した本人よりも首脳陣の方だった。開幕から思うような結果が伴わず、苦しい登板が続いていた有原航平投手。しかし、倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)は、エースの姿を冷静に見つめ、変わらぬ信頼を寄せ続けていた。
 
「初回も取られて、次のイニングも取られるとやっぱり流れが向こうに行ってしまうと思うんで、あそこをゼロで抑えれたのは良かったかなと」

 こう語る右腕は、9日のオリックス戦(京セラ)で7回1失点の好投を見せ、今季2勝目を掴んだ。初回に先制を許すと、2回も1死二、三塁のピンチを招く。ここを無失点で切り抜けたことが、小久保裕紀監督も「ポイントだった」と最敬礼した。そんな有原に対し、倉野コーチは開幕当初からの変わらぬ評価と、結果が出ない時期にかけ続けた言葉を明かした。

取り戻した本来の姿…「信じて待つだけ」

勝利を収めハイタッチをする有原と倉野コーチ【写真:栗木一考】
勝利を収めハイタッチをする有原と倉野コーチ【写真:栗木一考】

(飯田航平 / Kohei Iida)