野村勇は「外す理由がない」 “異常事態”で4安打の躍動…小久保監督が手放しで称賛

自身初の4安打「守備代走要員として置いていたけど」
ソフトバンクは6日、ベルーナドームで行われた西武戦に10-0で大勝し、今季2度目の5連勝を飾った。1番に座った野村勇内野手が自身初の4安打を放ち、3番の柳町達外野手も3安打5打点をマーク。計14安打10得点と打線がつながった。
投げては先発のリバン・モイネロ投手が7回1安打6奪三振無失点で無傷の3勝目。8回からは登板した岩井俊介投手が2イニングを1安打無失点で締めくくった。試合後、取材に応じた小久保裕紀監督のコメントは以下の通り。
――野村選手が4安打。
「守備代走要員として1軍に置いていたけど、腐ることなくね。トラジェクト(アーク)を打ったりして準備をし続けた。その賜物だと思います」
「主力が抜ける異常事態だけど、彼らにとってはチャンス。簡単に主力にレギュラーを明け渡すようじゃつまらんよとは言っているからね。外す理由がない選手が出てくれば、層の厚さにつながる。今のところ、野村は外す理由がないからね」
――柳町選手が3安打。山川穂高選手につなぐ意識が結果に。
「打順は関係ない」
――モイネロ投手は84球で降板。
「来週も西武戦だからね」
――西武打線を27人で締めた。
「そうやったん? 最後ゲッツーだったからか。明日が大事ですから」
(川村虎大 / Kodai Kawamura)