「なんでいつも通りできない…」廣瀬隆太が失った感覚 3日間の“親子試合”で見つけた答え

  • 記者:飯田航平
    2025.05.04
  • 1軍
タマスタ筑後で汗を流す廣瀬隆太【写真:竹村岳】
タマスタ筑後で汗を流す廣瀬隆太【写真:竹村岳】

エラーで固まった1歩目「前に出られない」

 頭にこびりついていた疑問が解決した。廣瀬隆太内野手が、3日間にわたった“親子試合”を終え、苦悩と気付きを口にした。仙台で行われた4月27日の楽天戦では失策を記録。休養日を挟み、迎えた29日は日本ハムとのナイターだったが、24歳の姿は朝早くから筑後にあった。

 2軍戦に出場した後、1軍戦に参加することから名づけられた「親子試合」。ハードなスケジュールは3日間続いた。4月29日から5月1日までタマスタ筑後で行われたウエスタン・阪神戦はいずれも午後1時プレーボール。全体のウオーミングアップが午前9時から始まった。試合途中で交代すると、午後6時から始まる1軍の試合に向け、みずほPayPayドームまで自ら車を走らせる。ナイターが終われば、翌日の2軍戦に備えるために、筑後の寮へと1時間ほどかけて戻った。

「きつかったですけど……」と率直な思いをこぼすが、明るい光も見えた。これまで1軍では19試合に出場し、エラーは3つ記録している。普段は堂々とした振る舞いを見せる24歳だが、心の中は「なんでいつも通りできないんだろう」だった。しかし、この3日間で、ようやくその答えが見つかった。

ファームで取り戻した感覚と自信…

(飯田航平 / Kohei Iida)