またも激震…右肘死球の今宮健太が登録抹消 開幕オーダーから8人が姿消す“超異常事態”

4月30日の試合後には「なんとも言えないです」
ソフトバンクの今宮健太内野手が1日、出場選手登録を抹消された。今宮は4月30日の日本ハム戦で右肘に死球を受け、途中交代していた。チームは柳田悠岐外野手、近藤健介外野手、周東佑京内野手、正木智也外野手と主力が相次いで故障で離脱しており、4月を終えて最下位に沈んでいる。苦境が続く中で、さらなる痛手となった。
今宮は4月30日の日ハム戦(みずほPayPayドーム)で8回に右肘への死球を受け、苦悶の表情を浮かべながらベンチに下がった。そのまま途中交代となり、試合後には取材に対して「なんとも言えないです」と話していた。今季はここまで23試合に出場し、打率.241、1本塁打、5打点をマーク。通算100本塁打まで残り1本、400犠打にも残り3つと迫っていた。
ソフトバンクは開幕から主力の故障が相次いでおり、近藤健介外野手は4月2日に腰の手術を受け、柳田悠岐外野手は11日に右脚への自打球で「右脛骨骨挫傷」と診断された。正木智也外野手は18日の西武戦で左肩を亜脱臼。30日に手術を受けており、周東佑京内野手は23日のオリックス戦で右膝付近に死球を受け、29日に出場選手登録を抹消されていた。
チームは代わって、ドラフト2位ルーキーの庄子雄大内野手を1軍初昇格させた。また、岩井俊介投手を登録し、前日4月30日の日ハム戦(みずほPayPayドーム)で2失点を喫した津森宥紀投手を抹消させた。
今季開幕戦にスタメン出場した野手のうち、山川穂高内野手を除く8人が1軍にいない“超異常事態”となっている。現在借金6で単独最下位に沈むソフトバンクにとって、名手の離脱はさらなるダメージとなりそうだ。
(鷹フル編集部)