10代若鷹が驚愕…栗原陵矢の何がすごい? “振る舞い”に釘付け、思わず「イップスになりそう」

栗原陵矢【写真:古川剛伊】
栗原陵矢【写真:古川剛伊】

若手を驚かせた姿勢…「クリさんは自分から」

 1軍で確固たる地位を築く先輩の細かな所作から学んだものは、これ以上ない財産となった。16日に行われた徳島インディゴソックスとの3軍戦(タマスタ筑後)。右脇腹痛からの復帰を目指し、調整のため出場した栗原陵矢内野手が5回に右翼へ2ランを放った。この一打に誰よりも驚いたのが、ドラフト5位ルーキーの石見颯真内野手だった。

「二塁ランナーだったんですけど、タッチアップぐらいの打球だと思ったんですよ。打球が高かったんで、ランナーコーチも『タッチアップ』って言ってて、備えていたら、スッて入ったんです。『え、それ入るの?』みたいな感じでした。本当にビックリしました」

 3月11日の巨人とのオープン戦(長崎)でフェンスに激突した栗原。1軍出場に向け、3軍の試合で調整した数日は、共にプレーしたファームの若手選手たちにとって学びの連続だった。試合中の気づきはもちろんだが、何よりも衝撃だったのは試合以外での立ち振る舞いだった。「クリさんは自分から」――。2人の若鷹にとって『ホークスの中心選手になるためにはこうあるべきだ』と脳裏に焼き付けた大事な時間になった。

16日の徳島インディゴソックスとの3軍戦で2ランを放った栗原陵矢【写真:飯田航平】
16日の徳島インディゴソックスとの3軍戦で2ランを放った栗原陵矢【写真:飯田航平】

栗原の後ろで見た“本物の準備力”

(飯田航平 / Kohei Iida)