苦しむ鷹ナインの思いを「わかってほしい、ではない」 浴びる批判…東浜が伝えたかった”真意”

  • 記者:竹村岳
    2025.04.25
  • 1軍
ヒーローインタビューに選ばれた東浜巨【写真:小池義弘】
ヒーローインタビューに選ばれた東浜巨【写真:小池義弘】

今季初登板で1勝目…ヒーローインタビューに選ばれた

 ナインの思いを代弁した。胸が熱くなるようなヒーローインタビューだった。ソフトバンクの東浜巨投手が20日、西武戦(ベルーナドーム)で先発登板。7回1失点で今季1勝目を手にすると、マイクを握った。「1人1人が、熱い思いを持ってプレーしています」――。

 ウエスタン・リーグでは3試合に登板して防御率0.00。待望の今季初登板だった。「僕はもう開幕しているつもりで2軍でも投げていましたし、2軍でも同じように気持ちを入れてやっていたので。割と緊張はなかったです。1回、2回は少しフワフワしていましたけど、それ以外はいつも通りでした」。初回に失点したが、許した安打はわずか3本。結果的に2点差の接戦を制し、連敗を「5」で止めたのだから、右腕の投球が勝利に直結した。

東浜巨投手のヒーローインタビュー【動画:パーソル パリーグTV】

 9回1死では、中堅の周東佑京内野手が左中間への飛球をスーパーキャッチ。ヒーローインタビューに選ばれた東浜も「チームがなかなか勝てていませんけど、1人1人が熱い思いを持ってプレーしている。その気持ちが出ていると思う。自分たちは重ねてやっていくだけだと思いますし、佑京のプレーもそうですけど、誰とは限らず、全員が1試合に集中してやっている証拠なのかなと思います」と口にした。

 チームが苦しい状況であることには間違いないが、選手は全力で戦っている。「熱い思い」というワードチョイスは、東浜の中でどのように考えていたのか。「伝えたい」という純粋な気持ちが、そのまま溢れ出るようなインタビューだった。

投球する東浜巨【写真:小池義弘】
投球する東浜巨【写真:小池義弘】

「熱い思い」という言葉をチョイスした理由は

投手と野手は「信頼関係」、勝利における大事な要素

(竹村岳 / Gaku Takemura)