ソフトバンクは12日、柳田悠岐外野手が右脛骨骨挫傷と診断されたと発表した。柳田は11日にZOZOマリンで行われたロッテ戦で右足に自打球を当て、次の打席で途中交代。その後、松葉杖をついて病院へ直行していた。
柳田悠岐との“会話”…明かした負傷箇所 自打球で途中交代、首脳陣が語ったこと
11日のロッテ戦で、ソフトバンク・柳田悠岐外野手が思わぬアクシデントに見舞われた。6回の打席で自打球を右足すねに当て、その場にうずくまる場面。治療のため一度ベンチに下がったが、プレーを続行。しかし、満身創痍の姿にベンチも心配を隠さず、8回には代打を送られて途中交代となった。試合後、松葉杖をついて球場を後にした柳田が口にしたのは、「めっちゃ痛いです」という一言。首脳陣の証言から見えてきた、負傷の詳細と今後の対応とは──。 続きを読む
柳田はここまで11試合に出場し、打率.286、2本塁打、6打点をマーク。右太もも裏の張りで8日から京セラドームで行われたオリックス3連戦でスタメンから外れていた。11日のロッテ戦でスタメン復帰したが、6回の第3打席で自打球を当て、一度ベンチに下がってその後プレーを続行したが、次の打席で交代した。
試合後、小久保裕紀監督は「ちょっとどうですかね。病院に行っていますけど、明日わかります」とコメント。一夜明けたこの日は登録抹消となっていた。球団はこの日、柳田が船橋市内の病院にてMRI・CT検査を受けた結果、右脛骨骨挫傷と診断されたとした。14日よりリハビリ組に移管となり、競技復帰は5月上旬頃が見込まれているとう。
ソフトバンクは柳田の他、右脇腹痛で栗原陵矢内野手、腰の手術で近藤健介外野手が戦線離脱中。主力の離脱が相次ぐ厳しい状況となっている。