ドラ3・安徳駿はなぜスロー調整だった? 監督に降板直訴…指名3日後に激変した“運命”

  • 記者:竹村岳
    2025.04.12
  • 1軍
安徳駿【写真:竹村岳】
安徳駿【写真:竹村岳】

スロー調整となった決定的1球「急に来たんです」

 新人右腕はなぜ、ここまでスロー調整だったのか。運命が交差したのは“ドラフト3日後”だ。ソフトバンクの安徳駿投手が12日、四国IL高知との3軍戦で実戦登板を果たす。「自分は遅れてからスタートして、体作りをやってきました。怪我も治って、ゲームに向けてバッターとの感覚だったり、コースに投げることに取り組んでいます」と近況を語った。

 福岡県久留米市出身。久留米商から富士大を経て、昨年のドラフト会議で3位指名を受けた。大学での4年間で、球速は152キロに到達。待望の復帰マウンドに向けて「長らくお待たせしたんですけど、しっかり投げられるように頑張ります。応援よろしくお願いします」と、うずうずしたような表情だった。

 1月の新人合同自主トレから、一部別メニュー調整。慎重にステップを踏んできたのは、右肘の違和感が原因だった。「急に来たんです……」。今から半年前、決定的瞬間を振り返る。昨年10月24日に行われたドラフト会議の、わずか3日後の出来事だ。

春季キャンプでは同期の姿に焦りも「抑えてるわ」

(竹村岳 / Gaku Takemura)