リハビリ中でも…栗原陵矢の特別な“気遣い” 若鷹が感謝、何気ない会話に込めた意味

リハビリ中の栗原陵矢【写真:川村虎大】
リハビリ中の栗原陵矢【写真:川村虎大】

リハビリ中…若手に声をかけ続ける栗原

 何気ない一言に、気遣いが溢れていた。「どこで髪切ったん?」。HAWKSベースボールパーク筑後の室内練習場で、19歳の張峻瑋(チャン・ジュンウェイ)投手に声をかけたのは栗原陵矢内野手だった。張が李易諭通訳を通じて「天神です。1000円カットより良いです」と返すと、周囲のチームメートもクスッと笑った。右脇腹痛のためリハビリ中の栗原だが、彼の周りにはいつも明るい雰囲気が漂っている。

 栗原は本来、当然1軍にいなければならない選手だ。チームとしても彼の離脱は大きな痛手となっている。しかしリハビリ中、若い選手たちとコミュニケーションを取る姿がよく見られる。自身の現状を鑑みて「焦っています」と語りつつも、なぜ声をかけ続けるのか。「別にわざと話しかけているわけではないです。ただ……」――。栗原が明かす思いと、若鷹たちが受け取ったメッセージがあった。

カーター・スチュワート・ジュニア(右)から直球の握りを教わる栗原陵矢【写真:川村虎大】
カーター・スチュワート・ジュニア(右)から直球の握りを教わる栗原陵矢【写真:川村虎大】

10歳年下の宇野も感謝…栗原から学んだこと

(川村虎大 / Kodai Kawamura)