上沢直之との初バッテリー…渡邉陸が掴んだ“信頼” 「楽しかった」ベンチで見えた特別な瞬間

渡邉陸(左)と上沢直之【写真:冨田成美】
渡邉陸(左)と上沢直之【写真:冨田成美】

捕手陣で今季初のフル出場…「ゲームセットまでマスクを」

 正捕手争いが激化する中、渡邉陸にとって8日のロッテ戦(ZOZOマリン)は、特別な意味を持つものとなった。今季から加入した上沢直之投手が先発し、実戦で初めて顔を合わせた2人は、試合前から綿密なコミュニケーションを重ね、互いの意思を確認し合った。

「真っすぐをしっかり投げたいっていうのと、あとは色々な球種を使っていこうっていう話はしていましたね」。渡邉は右腕の意向を尊重しつつ、自身のリードを織り交ぜ、試合を組み立てていった。4回まで投げた上沢は3安打1失点で降板。開幕ローテーション入りを手中に収めた。

 この試合で最後までマスクを被った渡邉は、5人の投手をリードし、計10安打を浴びながらも4失点に抑えた。「要所では粘れたところもあったし、失点した場面での反省もあったので。ものすごく勉強になった」と試合を通して技術的な面で多くの学びを得た。だが、何よりも再確認できたのは、自身の“気持ち”だった。「勝てるキャッチャーになりたい」――。

渡邉陸(左)と上沢直之【写真:竹村岳】
渡邉陸(左)と上沢直之【写真:竹村岳】

(飯田航平 / Kohei Iida)