――正木選手の“代打”ということになりました。
「僕の方が免疫が強かったんだなということです(笑)。結果が出ちゃったんで」
――昨年の12月には、正木選手に「人気で勝ちたい」と。キャンプに入って雰囲気はいかがですか?
「やっぱり正木の方が多いですね。悔しいです。一緒に隣を歩くことが多いんですけど、『正木く〜ん』(裏声)って言われて、僕はその横を1人で帰っています。悔しいですね」
――川村選手も、昨シーズンの活躍でファンも増えたのでは。
「感じますね、ありがたいことに。歩いている時、去年までだと『誰だ』って感じだったんですけど、名前を呼ばれることが多くなったかなと思いますね」
――育成の時は、通路を通っていても誰も振り返らない、とかあったんじゃないですか。
「マジでそうです。誰、誰、誰みたいな。こうやって調べてっていうのがあったんですけど、今は名前を呼ばれますね」
――正木選手にメッセージをお願いします。
「“連れ○○”が多い気がしますね。『一緒に行こう』みたいな。メッセージって、やめてほしいことですか? それは特にないですね。それくらい、いい人です。早く体調を治して、元気な姿で帰ってきてください」
――事前にどの選手にメッセージを送りたいかお聞きしましたが、谷川原選手を選んだ理由は?
「面白い人だと思うんで」
――意外な組み合わせで驚きました。
「2個上って、グッといきやすいんですよね。結構話もさせてもらっているので。海野(隆司)さんか、達(柳町)さんか、晃(川瀬)さんか、タニさんで迷ったんですけど。タニさんで。みんな優しい世代ですね。お兄ちゃんみたいな感じです」
――昨年12月、谷川原選手との食事は1時間で解散したそうですね。
「仲田(慶介)もいたんですけど、空気が持たなかったです(笑)」
――後ろの予定があったわけではない?
「何もないです(笑)。僕も話を回すの、得意じゃないんですよね。話しているのを聞いて笑いたいタイプなので。仲田も仲田で、あの通りじゃないですか。皆さんご存知の天然。タニさんも、ふざけ出すわけないじゃないですか、後輩の前ですし。“サク飯”でしたね」
――本当に会話が持たなかったことが理由なんですね。
「持たなかったです(笑)。楽しかったですけどね、またリベンジしたいです」
――キャンプで距離感が縮まった?
「いつも通りです」
――先輩ですが、言っておきたいこと。
「さっき、バッティング練習中も話したんですけど、小さい時のキーホルダーをもらったんですよね。小さい頃のタニさんのキーホルダー。“健太時代”ですよ。それをリュックにつけていたんですけど、壊れてしまったんです。今ちょっとつけていなくてホテルの部屋に飾っています。タニさんじゃなくて“健太時代”のキーホルダー」
――それがメッセージでよろしかったですか?
「『キーホルダーどうしたらいいですかね?』でお願いします。直したら付け直したいですね。あ、あとあれですね。『子どもはどっち似ですか』でお願いします。タニさんに似たら絶対可愛いですよね」