上沢直之が米国で苦しんだ“一因” スタイル豹変…激少割合「9.6%」は正解か?

上沢直之【写真:冨田成美】
上沢直之【写真:冨田成美】

メジャー2登板、マイナーでも20試合に登板して防御率7.63

 ホークスは今オフ、レッドソックス傘下3Aウースターからフリーエージェントとなっていた上沢直之投手を獲得した。右腕は昨季、メジャーでの登板はわずか2試合、マイナーでも20試合に登板して防御率7.63と、思うような結果を残せなかった。一方で、日本ハム時代には通算70勝を記録するなど、実績は十分だ。先発ローテーションの一角として期待するホークスファンも多いのではないだろうか。

 そんな上沢が、MLB挑戦を経て投球スタイルががらりと変わったことをご存じだろうか。今回は右腕がどのような変化を示してきたのか、それをホークスでも続けるべきなのかを考えてみたい。

 まずは日米での投球スタイルの違いについて見てみよう。以下の表1は、NPB最終年である2023年と、2024年の米マイナーリーグでの球種割合を比較したものだ。

NPB復帰後も「変化球主体」を継続するべきか…3Aでは強みだったストレート

DELTA http://deltagraphs.co.jp/
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する「1.02 Essence of Baseball」の運営、メールマガジン「1.02 Weekly Report」などを通じ野球界への提言を行っている。(https://1point02.jp/)も運営する。