岩井俊介が「それやめろ!」…大山凌の変な癖 “親友”からの熱き言葉「一緒に超えよう」

大山凌の写真パネルを持つ岩井俊介【写真:冨田成美】
大山凌の写真パネルを持つ岩井俊介【写真:冨田成美】

鷹フルキャンプ企画「リレーインタビュー」

 選手たちが“会話のタスキ”を繋ぐ「鷹フルリレーインタビュー」。初回に登場してくれた岩井俊介投手から大山凌投手へのメッセージをお届けします。同期入団した2人の間に存在する絆や、やめてほしい癖などを教えてくれました。春季キャンプではともにA組スタートとなった“盟友”に、熱いメッセージも……。

――岩井投手にとっての大山投手はどういう存在?
「凌ちゃんはもう本当に気軽に話せます。昨日も『夜ご飯ホテルで一緒に食べようや』みたいな。本当に何でも話せます。何でも言える」

――どっちからご飯に誘う?
「昨日は僕から言いました」

――今年は2人ともA組。宿舎も一緒。
「最高っすね。やばいっすね」

――去年とは何が違う?
「ご飯が違います。あと部屋。部屋はバケモンです。めちゃくちゃ広いです」

――大山投手のここだけはやめてほしいと思うポイントは?
「僕も凌も、本当に変な“チョケ方”をするんで。どっちもどっちなんですよ。だから僕も言えないです(笑)。一緒なんですよ。本当にないですね」

――おかしな癖はある?
「なんかアップとかで独特な変な動きをするんですよ。クネクネするような。凌はいたって真剣なんですけど『こうなっちゃうんだよね』って言ってきますね。見ていて『何しとんこいつ?』みたいになるので……。それやめろ!」

――一生懸命やっているけど、変な動きをしている……
「そうです。それやめろ!」

――9月4日の日本ハム戦での逆転負け。大山投手とともに悔しい思いをした。
「僕も凌もいろんな人から声をかけてもらって『1年目だからしゃあない』みたいに言われたんですけど。僕らの中ではそんな風に思っていなくて。任された場面ですし、きちっと抑えないといけないんですけど。『1年目やからいいよ』みたいな感じで言われたのはちょっと悔しかったんで。そういう話をしていましたね。『ここからもう1回頑張ろうや』みたいな話をしましたね」

――大山投手はもうすぐ父になる。
「先越されたな感は別にないんですけど、心配ですね(笑)。そんなフワフワしたキャラクターの凌ちゃんがパパになるなんて、心配です。大丈夫かな?」

――大山投手に熱いメッセージを。
「同じピッチャーとして、同じA組スタートとして、そしてキャッチボール相手として。一緒に高め合って、先輩たちを超えるぞ! 凌と一緒に超えます。一緒に頑張っていこう」

(飯田航平 / Kohei Iida)