「山川に勝てないなら…」 指揮官が説く、若鷹が生き残るための“スタイル転換”

  • 記者:竹村岳
    2025.02.02
  • 1軍
選手たちの練習を見守る松山秀明2軍監督【写真:竹村岳】
選手たちの練習を見守る松山秀明2軍監督【写真:竹村岳】

松山秀明2軍監督は指揮を執り2年目のシーズン…1月31日にナインへ伝えたのは

 期待の若手も、確かにいる。ただ、1軍の厚い壁を乗り越えていくには、時には個性を“殺す”ことも重要だ。ソフトバンクは1日、宮崎市内の生目の杜運動公園で春季キャンプがスタートした。初日から、天気は雨。室内練習場でA組が午前中、B組が午後からという分離練習となった。選手たちを見守ったのは、松山秀明2軍監督。「2月1日というのは、目的を持って入ってきているわけですよね。ここで雰囲気が変わらないとおかしいですよ」と、ピリピリした空気を感じ取っていた。

 今年は11人が「S組」として扱われ、15日まで独自調整を許可されている。柳田悠岐外野手ら実績のある主力には時間を与え、その間に「若い選手たちを見るため」と小久保裕紀監督も狙いを語った。A組は38人でスタートだが、15日になれば入れ替えを行う見込み。選手たちにとっても、今こそが首脳陣に対する絶好のアピールチャンスだ。

 板東湧梧投手、廣瀬隆太内野手、野村勇内野手ら1軍で経験のある選手もB組スタートとなった。1月31日、A組は夕方に宮崎入りを果たしたが、B組はそれよりも少し早くチーム宿舎に到着した。全体ミーティングで松山2軍監督がナインに伝えたのは「考える力が必要」ということだった。「自分がやりたいことをやったところで、このチームに必要とされなかったら価値はないわけですからね」――。

B組スタートとなった廣瀬隆太【写真:竹村岳】
B組スタートとなった廣瀬隆太【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)