「そのレベルじゃない」…忘れられない“叱責” 大山凌が胸に刻む教訓「今年は泣かない」

  • 記者:飯田航平
    2025.01.20
  • 1軍
キャンプインに向けて筑後で1人、自主トレに励む大山凌【写真:冨田成美】
キャンプインに向けて筑後で1人、自主トレに励む大山凌【写真:冨田成美】

大山が呼ばれたベンチ裏…「求めてるのはそこじゃないから」

 厳しい視線は、期待の現れでもあった。2年目を迎える大山凌投手はキャンプインに向けて筑後で1人、自主トレに励んでいる。ホークスは今オフ、上沢直之投手や浜口遥大投手ら投手4人を相次いで獲得。新加入した投手は全員が先発としての期待をかけられており、激しい先発ローテ争いが予想される。中継ぎ陣も昨年同様に盤石な体制が敷かれる中で、大山はどのポジションで今季を戦うのだろうか。

「若い中継ぎ投手だったら、これからは2イニングは投げられないといけないって言われていたんですけど。僕は倉野さんから『2イニングじゃなくて3イニングを投げられるようになってほしい。みんなの上を行け』って言われました」。倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)から通達されているのは、複数イニングを任せることができる、いわゆる“中ロング”としての役割だ。

「状況によっては先発に戻ることもあるみたいなので。去年の石川(柊太投手)さんのポジション的な感じだと思います」。ルーキーイヤーの昨季は18試合に登板し、そのうち2試合で先発登板した。1勝1敗1ホールド、防御率3.25の成績。今季はそれ以上の活躍を期待されていることは大山自身も自覚している。そんな中で右腕が口にしたのは、昨季の“ある出来事”だった。「『お前に求めてるのはそこじゃないから』って。ガチの口調で言われました」――。

(飯田航平 / Kohei Iida)