背筋が伸びた首脳陣からの電話 S班選出の“意味”…松本裕樹、重圧は「他の人よりある」

  • 著者:鷹フル編集部
    2025.01.16
  • 1軍
ソフトバンク・松本裕樹【写真:竹村岳】
ソフトバンク・松本裕樹【写真:竹村岳】

2024年はチーム最多タイの50試合に登板…指揮官も明言「慌てさせない」

 プロ11年目となり、少しずつ評価を積み上げてきた。調整を一任される「S班」選出は、首脳陣がどこまでも信頼を寄せている証だ。

 松本裕樹投手は今、ファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」を中心にリハビリ組として調整を行っている。右肩痛からの復帰を目指しているが、2024年は数字以上の存在感も示してきた。チーム最多タイの50試合に登板して2勝2敗、14セーブ、23ホールド、防御率2.89。クローザーにセットアッパーなど多様な起用に応え、リーグ優勝を果たしたブルペンを誰よりも頼もしく支えてきた。

 最後の登板は、昨年9月4日の日本ハム戦(みずほPayPayドーム)。先頭打者に四球を与えたところで降板を告げられ、リハビリ組へと移行した。球春到来となる春季キャンプに向けて、小久保裕紀監督がS班に松本裕の名前を挙げたのが、昨年11月19日。「松本は慌てさせない。宮崎にいる間に1回、実戦で投げられればいいんじゃないですか」とビジョンを描いていた。右腕のスマートフォンが鳴ったのは、それよりも少し前の出来事だ。

(鷹フル編集部)