山川穂高「これ書いてください」 最先端と“逆行”…大事にする古き良き取り組み

ソフトバンク・山川穂高【写真:竹村岳】
ソフトバンク・山川穂高【写真:竹村岳】

iPitchなど球団は最新鋭のマシンを次々と導入…「否定するわけではない」

 積み上げてきた鍛錬が、圧倒的な自信となって言葉から溢れ出た。ソフトバンクの山川穂高内野手は、移籍して1年目のシーズンを終えた。レギュラーシーズンでは全143試合に4番として出場し、34本塁打、99打点で2冠を獲得。「球団としてはリーグ優勝したし、ホームランと打点(のタイトル)を取れたのは評価してくれたと思います。個人的には満足していないので、来年に向けて準備している段階です」と語る。信じているのは、自分自身を作り上げてきた練習だけだ。

 山川と言えば、どんな時も練習を欠かさない“努力の人”。日本シリーズを終えた翌日も、みずほPayPayドームでトレーニングをするなど、本人は野球を「生活の一部ですから」と表現する。誰もができないことを継続してきたから、今の地位があるのは確かだ。iPitchやトラジェクトアークなど、球団は次々と最新鋭のマシンを導入しながら、若手たちの育成に努めている。現代らしいムーブメントに対し、「否定するわけではない」と言いながらも、山川は首を傾げた。

(竹村岳 / Gaku Takemura)