「甲斐キャノン」を弾いた日…ノートの中身は「見られない」 後輩も“近寄れなかった”5冊

  • 記者:竹村岳
    2024.12.19
  • 1軍
巨人移籍が決まった甲斐拓也(左)とソフトバンク・有原航平【写真:竹村岳】
巨人移籍が決まった甲斐拓也(左)とソフトバンク・有原航平【写真:竹村岳】

同じ大分出身…川瀬晃からも惜別の言葉「寂しい気持ちが一番です」

 努力の結晶でもあるノートには、簡単に触れることすらできなかった。川瀬晃内野手が鮮明に覚えているのは、“甲斐キャノン”を弾いた日だ。

 巨人は17日、ソフトバンクから国内FA権の行使を宣言していた甲斐拓也捕手の獲得を発表した。「今の自分があるのは、間違いなく、ホークスに育てていただいたおかげです。心から感謝していますし、今回も素晴らしい条件提示をいただき、本当にありがたい気持ちでいっぱいです」。プロとして14年間を過ごした福岡に別れを告げて、新天地にセ・リーグを選択した。

 川瀬は、甲斐と同じ大分出身。先輩の決断を「僕は記事で知りました。拓也さんは入団の時から、出身も同じですし。何度もご飯に連れて行っていただいた。プライベートだけじゃなくて、野球のこともたくさん教えていただいたので、寂しい気持ちが一番です」と別れを惜しんだ。今季がプロ9年目。1軍で完走し、欠かせない戦力になった今も、“甲斐キャノン”を弾いた日が忘れられない。

巨人移籍が決まった甲斐拓也(左)、ソフトバンク・川瀬晃【写真:竹村岳】
巨人移籍が決まった甲斐拓也(左)、ソフトバンク・川瀬晃【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)