5年連続“本塁打王”も…リチャードが1軍で必要なこと 三笠GMが語る理想の育成曲線

ソフトバンク・リチャード【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・リチャード【写真:藤浦一都】

リチャードが契約更改に臨んで保留…1軍で活躍できずにいるワケとは

 才能を開花できずにいる若鷹はどうしたらいいのか。リチャード内野手に必要なのは、2軍で「もっと打つこと」だ。球団が語ったのは、単純な答えだった。

 ソフトバンクのリチャード内野手が22日、みずほPayPayドームで契約更改交渉に臨み、サインを保留した。今季の推定年俸は1000万円。提示された金額が明かされることはなかったが、球団を通じて「球団からいただいた評価と期待に自分自身がハンコを押す覚悟が決まらなかった。ハンコを押す時は1年間やり通す覚悟で押したいので、もうちょっと考えたい」とコメントした。話し合った時間は、1時間を超えていた。

 リチャードは今季1軍では15試合出場に終わったが、ウエスタン・リーグでは18本塁打を記録。5年連続で本塁打王を獲得した。この日、同じく契約更改のために本拠地を訪れた山川穂高内野手も「メジャーリーガーですよ。メジャーリーグの頂点に立てるポテンシャルです」とキッパリ言った。誰もが認めるほどの能力を持っている一方で、1軍の舞台では開花できずにいる。

 来季が8年目となる大砲候補。球団はドライブ・ラインの導入や、最新鋭のピッチングマシンを取り入れ、選手に対して徹底的に科学的なアプローチを行っている。リチャードには今、何が必要なのか。三笠杉彦GMが、考えを述べた。「技術論はわからないですけど、端的に言えば、ウエスタン(・リーグ)でもっと打つこと」と切り出した。

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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