送り主は「上林誠知」 折れたバット、川村友斗が明かす“その後”「2本くらい…」

  • 記者:竹村岳
    2024.11.02
  • 1軍
ソフトバンク・上林誠知からもらったバットを手に持つ川村友斗【写真:竹村岳】
ソフトバンク・上林誠知からもらったバットを手に持つ川村友斗【写真:竹村岳】

9月22日の楽天戦でプロ初本塁打…上林誠知からもらったバットで「1本しかない」

 札幌遠征から福岡に戻ると、川村友斗外野手のロッカーには2本の真新しいバットが届いていた。差出人の欄には「上林誠知」――。尊敬する先輩にもらった大切なバットだ。

 今季88試合に出場し、打率.268、1本塁打、14打点をマークした川村。主に守備固めとしてグラウンドに送り出されることが多かった中で、打席に立てば必死に結果を残そうとした。初本塁打を記録したのが、9月22日の楽天戦(みずほPayPayドーム)。力強く振り抜いた打球は右中間席に着弾し、チームの勝利に貢献。優勝へのマジックナンバーを「1」に減らした一戦で、貴重なアーチとなった。

 待望のプロ初アーチは、“ある人”に譲ってもらったバットから生まれた。その人物は昨オフにホークスを戦力外となり、今季から中日でプレーしている上林誠知外野手だった。「2軍の名古屋遠征でたまたま話す機会があったので。『バットをください』とお願いしました。1本しかないので、折れないようにしたいと思います」と明かしていた。その後も使い続けていたが、実は1度、折れてしまった。9月29日の日本ハム戦(エスコンフィールド)。9回2死満塁で三ゴロに倒れた際、内角球に詰まってグリップ付近から砕けた。

 上林から譲り受け、愛用していた大切な1本。その後はどうなったのか。

(竹村岳 / Gaku Takemura)