ここ一番に“逃げ道”はない…中村晃が抱いた葛藤 小久保監督に求められた「覚悟」

  • 記者:竹村岳
  • 1軍
ソフトバンク・中村晃【写真:竹村岳】
ソフトバンク・中村晃【写真:竹村岳】

重要な場面で代打…貫いた準備は「そこで出るに値する選手でありたい」

 鷹フルではソフトバンク・中村晃外野手への単独インタビューを5日連続で掲載します。3回目のテーマは「首脳陣からの信頼」について。今季に関しては重かった「チームリーダー」の肩書き……。9月中には、揺れ動く自分の胸中を見透かされたような言葉を小久保裕紀監督から言われたそうです。指揮官からの絶大な信頼は、中村晃にとって“逃げ道”がないことを意味していました。「自分がここで出ていっていいのかな」。語った葛藤とは――。

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「言い訳しない、人のせいにしない、環境のせいにしない」。小久保監督が中村晃の人間性を評した際の言葉だ。チームは昨オフに山川穂高内野手、アダム・ウォーカー外野手らを補強。今季は2021年から続いていた開幕スタメンの座を逃すことになった。指揮官から託された役割は、ほとんどが代打。小久保監督は「開幕からずっと難しいポジションを任せている」と語っていたが、中村晃にとっては重圧との戦いだった。

(竹村岳 / Gaku Takemura)2024.10.10