戦力外を受けた盟友と“2度目の別れ” 置き去りの荷物、見えない姿…「あぁ、呼ばれたんだ」

ソフトバンク・鍬原拓也(左)と古川侑利【写真:竹村岳】
ソフトバンク・鍬原拓也(左)と古川侑利【写真:竹村岳】

元ドラ1右腕が明かす盟友への思い…「今年にかける思いは、僕以上だった」

“盟友”の戦力外を、ホテルの夕食会場で察知した。ソフトバンクは7日、8人の育成選手に来季の選手契約を結ばない旨を通告した。そのうちの1人がプロ11年目の29歳、古川侑利投手だった。昨年オフにソフトバンクとの育成契約を結んだ鍬原拓也投手が、辛い宣告を受けた右腕の思いを代弁した。

 同学年でもある2人。鍬原が巨人でプレーしていた頃から親交があり、今年1月には自主トレを共にするほどの間柄だ。そんな鍬原が戦力外通告から一夜明けた8日、前日の出来事を明かした。「あぁ……呼ばれたんだ。福岡に帰ったらしい」。連絡を取ってはいなかったが、6日の夜に“それ”と分かることがあったという。

「6日の昼に、ご飯を食べに行こうってフル(古川)に連絡したんです。そうしたら、もうナベ(渡邊佑樹投手)と2人で(食事に)行っていたらしくて。もうデザートを食べるところだと言われたので、一緒に食べられなかったんです。その夜、フルとナベの荷物が食事会場のところに置いてあって……。誰かが『福岡に帰ったらしいですよ』って。夜ご飯の時にみんな気づきました」

古川がこぼしていた不安…「最近投げたら失点するわ」

(飯田航平 / Kohei Iida)

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