家族のために「行って来い」 小久保監督の気遣い…牧原大成が第2子誕生に立ち会えた裏側

  • 記者:竹村岳
  • 1軍
深々と頭を下げたソフトバンク・牧原大成(中央)【写真:竹村岳】
深々と頭を下げたソフトバンク・牧原大成(中央)【写真:竹村岳】

小久保監督が最終戦セレモニーで発表「牧原大成に第2子となる長男が生まれました」

 まさかの“サプライズ発表”だった。「行って来い」という言葉のおかげで、貴重な瞬間に立ち会うことができた。

 ソフトバンクは4日、ロッテ戦(みずほPayPayドーム)に1-0で勝利した。先発の大津亮介投手が6回無失点で、約3か月ぶりの7勝目をマーク。栗原陵矢内野手の20号ソロが決勝点となった。レギュラーシーズンラストゲームを白星で飾ると、試合後には最終戦セレモニーが行われた。マイクを握った小久保裕紀監督は、牧原大成内野手に第2子となる男児が誕生したことを発表した。

「最初にですね、1つ報告をさせてください。牧原大成に、第2子となる長男が生まれました。大成、おめでとう。試合前の出産に立ち会い、球場に駆けつけてセカンドを守る。大変な商売ですね。本当におめでとう」

 小久保監督が、セレモニーで口にした言葉だ。端的なメッセージの裏側では、指揮官自らが“サプライズ”で牧原大のために動いていた。耳にしたスタッフが「ホークスの一員でよかった」と、惚れ惚れする“美しい”スピーチだった。その舞台裏に迫っていく。

最終戦セレモニーで話すソフトバンク・小久保裕紀監督(左)【写真:竹村岳】
最終戦セレモニーで話すソフトバンク・小久保裕紀監督(左)【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)2024.10.05