ソフトバンクは30日、オリックス戦(みずほPayPayドーム)に1-0で勝利した。先発のリバン・モイネロ投手が5回無失点と好投。その後は木村光投手、津森宥紀投手、又吉克樹投手、長谷川威展投手、ロベルト・オスナ投手と繋いだ。津森が5勝目、オスナが22セーブ目を挙げた。唯一の得点となったのは、7回に栗原陵矢内野手が右中間に放った18号ソロだった。試合後、小久保裕紀監督が取材に応じた。コメントの全文は以下の通り。
――柳田選手が復帰して、安打も放った。
「打つ方は全然心配していなかったんで、打った後のランニング、走者になった時っていうのが本人にしかわからない。CSで守備に就くことを目標に掲げていますので、調整していってほしいです」
――離脱中の近藤選手も試合前練習に参加した。
「バッティング練習は問題なさそうな感じ。ただ走者があるので、そこはもう少しかかるでしょうけども。焦らすつもりはないですが、DHでCSに入ってきてくれるとベストだと思います」
――10月1日の先発は、前田悠伍投手。どんな姿を期待する。
「平日のナイターでしょうけど、みずほPayPayドームに足を運んでほしいです。大声援の中で送り出してやりたいです」
――柳田選手は、1打席目から安打を放ったのはさすが。
「打つのは心配していないです」
――2打席目も二直。
「打つのは全然。CSで守ってくれたら」
――離脱する前は、3番を任せていた。今日は2番起用。
「打席が回る回数も含めて、じゃないですかね。深い意味はないです」
――残り3試合は、守備には就かせない。
「そこはまだ話していないです。明日も多分、DHなので、休み明けでどうなるか」
――柳田選手がベンチにいることで、空気も違ったのでは。
「ベンチにおっても変わらないですけど、スタメンに名前があるだけで変わります」
――笹川吉康選手も、状態が上がってきているから昇格させた。
「そんなことはないです。(周東)佑京が外れたので、一番誰がいいかなという中で。約束の3割(ウエスタン・リーグで)とは程遠い2割5分台ですけど、打点王にもなったし。今日もそうですけど、魅力のある選手ですよね」」
――周東選手は登録抹消となった。
「CSは問題ないです。問題ないというふうに聞いています」
――モイネロ投手は5回で降板させた。
「もともと5回(の予定)でした。1シーズンを通してお疲れ様ということと、先発にチャレンジしたシーズンとしては上出来なシーズンだったねって言っていたら、向こうから『プレーオフ頑張る』って言ってきたので『当たり前や』って言っておきました」
――8回1死二塁、又吉克樹投手から長谷川威展投手にリリーフした。シーズンではなかなかない光景だった。
「8回というか、さすがに(ダーウィンゾン・)ヘルナンデスとか杉山(一樹)の時は(ああいう継投はしない)。長谷川の使いどころは試しているし、考えているので。わざと行きました」
――長谷川投手は無失点に抑えた。
「森との対戦は良かったですね」
――雄叫びもあげていた。
「結構ね。叫ぶスライダーですね」