実は“球団史上最強”だった2024年鷹打線 100打点カルテットの「ダイ・ハード打線」超えの理由

  • 著者:DELTA
    2024.09.28
  • 1軍
ソフトバンク・近藤健介(左)と山川穂高【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・近藤健介(左)と山川穂高【写真:荒川祐史】

3割打者も30本塁打もわずか1人でも…“ダイ・ハード打線”超え?

 今季は開幕からスタートダッシュに成功し、ほぼ“1人旅”と言ってもいい独走ぶりで、2位以下に大差をつけて優勝を手にしたホークス。その強さの要因として挙げられるのが強力な打撃陣だ。打率、本塁打、打点の打撃3部門のトップは近藤健介外野手と山川穂高内野手で独占。序盤に好調をキープしていた柳田悠岐外野手を故障で欠きながらも、今季の1試合平均得点4.2点はパ・リーグで断トツの成績だ。(成績は9月26日終了時点)

 とはいえ、個々の成績に注目すると、あまり凄さを実感できないファンも多いのではないか。たとえばリーグ打率トップの近藤ですら、打率はわずかに3割を超える.314。本塁打、打点の部門で先頭を走る山川は33本塁打、95打点。リーグトップとはいえ、過去のタイトル獲得者と比べればややインパクトに欠ける。

やはり傑出した数字とは言えない個人成績…しかし相対評価では?

2024年ホークスは歴代最強。あの“レジェンド”のブレーク年をかわす

DELTA http://deltagraphs.co.jp/
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する「1.02 Essence of Baseball」の運営、メールマガジン「1.02 Weekly Report」などを通じ野球界への提言を行っている。(https://1point02.jp/)も運営する。