甲斐拓也が絶賛した姿勢…大津亮介の闘志に見た“成長” 試合前に2人が交わした“約束”

  • 記者:竹村岳
    2024.09.15
  • 1軍
ソフトバンク・大津亮介(左)と甲斐拓也【写真:栗木一孝】
ソフトバンク・大津亮介(左)と甲斐拓也【写真:栗木一孝】

1か月ぶりの先発で見せた8回無失点…小久保監督も絶賛「今年一番」

 たまっていた気持ちを、存分にぶつけた。若鷹が見せた“闘志”を、正捕手はどのように受け取ったのか。

 ソフトバンクは15日、オリックス戦(京セラドーム)に3-0で勝利した。息詰まる投手戦の中で、延長12回1死満塁から栗原陵矢内野手が放った適時打が決勝点となった。相手先発は球界屈指の左腕・宮城。堂々の投げ合いを演じたのが、大津亮介投手だった。1か月ぶりの先発登板で、8回を無失点。試合前から「闘志」を感じ取っていた甲斐拓也捕手は、マウンドに上がる前に右腕と交わしていた言葉を明かした。

 注目の立ち上がり。初回は先頭の太田に左前打を浴びたものの、2死一、二塁からセデーニョを空振り三振に斬ると、熱い気持ちは表情にも表れていた。3回から7回まで安打を許さないピッチングで中盤を締める。8回2死一塁、最後は太田を右飛に仕留めて降板となった。108球を投げて3安打無失点。堂々の内容だった。

 2年目の今季は先発へ転向。開幕ローテーションを掴み、試合前時点で16試合に登板して6勝7敗、防御率3.13の結果を残してきた。しかし、6月29日の日本ハム戦(エスコンフィールド)で掴んだ6勝目を最後に、6登板連続で白星を掴めず。8月15日に登録抹消となった。当初、この日のオリックス戦に先発予定だった松本晴投手に代わって、巡ってきたチャンス。「闘志むき出しで行きます」と、感情を隠すことはなかった。バッテリーを組んだ甲斐が、感じたのは――。

(竹村岳 / Gaku Takemura)