本多コーチ代役抜擢の意外な理由 ベンチとの“絶妙な相性”…呼吸合わせた「60試合」

  • 記者:竹村岳
    2024.08.28
  • 1軍
三塁ランナーコーチ代役を任されたソフトバンク・本多雄一内野守備走塁兼作戦コーチ【写真:竹村岳】
三塁ランナーコーチ代役を任されたソフトバンク・本多雄一内野守備走塁兼作戦コーチ【写真:竹村岳】

井出竜也コーチが体調不良…“代役”本多コーチが繰り返した「強い意思」

 ソフトバンクは27日のオリックス戦(みずほPayPayドーム)に3-1で勝利した。いつもと違う光景だったのは、一塁と三塁のコーチャーズボックス。普段は三塁ランナーコーチを務める井出竜也外野守備走塁兼作戦コーチが体調不良を訴え、“代役”を任されたのが本多雄一内野守備走塁兼作戦コーチだった。首脳陣の中でも、本多コーチが抜擢された舞台裏とは? 試合後に何度も口にしたのは「強い意志」の重要性だった。

 井出コーチは今季から1軍の外野守備を担当し、攻撃面でも三塁ランナーコーチを務めてきたが、直近5試合で3度の本塁憤死があった。20日の楽天戦(楽天モバイルパーク)では初回2死一塁で山川穂高内野手が放った打球が左翼線を破り、一塁走者の今宮健太内野手が本塁を狙った。結果はアウトとなり、打線は8安打を記録しながらも無得点で敗れた。小久保裕紀監督は試合後、「責任を持ってあのポジションを任せている。(山川の次打者が)近藤(健介外野手)という日本でもトップのバッターがいるという点ではもったいないなとは思いました」と言及していた。

 翌21日の同戦、そして25日の日本ハム戦(エスコンフィールド)でも本塁突入が失敗に終わる同様のケースが起きていた。代役を務めることになった本多コーチは、どんな思いで三塁のコーチャーズボックスに立ったのか。

(竹村岳 / Gaku Takemura)