完璧なポジショニング…牧原大成が“そこにいる” 失点を防いだ「本多コーチ」の存在

  • 記者:竹村岳
    2024.08.17
  • 1軍
ソフトバンク・牧原大成【写真:栗木一孝】
ソフトバンク・牧原大成【写真:栗木一孝】

3回2死二、三塁のピンチ…ポランコが放った打球は二直となった

 1球ごとに、状況と打者を見て判断する。積み上げた経験値が見せたのは、まるで“そこにいる”かのようなポジショニングだった。ソフトバンクは16日のロッテ戦(みずほPayPayドーム)に4-0で勝利した。柳町達外野手と山川穂高内野手が2者連続本塁打。先発の有原航平投手が完封勝利を挙げた中、“隠れた”好守が光ったのが、牧原大成内野手だった。背景にあった、ベンチと交わしていたコミュニケーションと思惑に迫る。

 初回1死二塁から柳町が先制の2ラン。続く山川も左中間に27号ソロを放ち、流れを掴んだ。先発の有原はここまで10勝を挙げていたものの、前回、前々回の登板では6失点。今度こそチームを救うつもりでマウンドに上がっていた。3回にピンチを迎える。2本のヒットで1死二、三塁とされて、荻野をツーシームで三ゴロに打ち取る。ここで迎えたのが、ポランコだった。

 昨シーズン、有原はポランコに対して10打数5安打、3本塁打を許している。初球のチェンジアップが外れると、2球目だった。バットの先で拾われた打球はライナーとなったが、二塁へのライナーに終わった。牧原大は横にはほとんど動かずに、少し背伸びするようにして捕球した。どのような意図で、ポジショニングを取っていたのか。名前を挙げたのは、本多雄一内野守備走塁兼作戦コーチの存在だ。

(竹村岳 / Gaku Takemura)