前田悠伍だけの「特別強化プログラム」 首脳陣とのZoom…エースになるために敷かれた“レール”

  • 記者:竹村岳
    2024.08.14
  • 1軍
ソフトバンク・前田悠伍【写真:竹村岳】
ソフトバンク・前田悠伍【写真:竹村岳】

倉野信次コーチも「2軍で競争してもらいます。そういう時期にきた」

 ソフトバンクの前田悠伍投手は、大阪桐蔭高からドラフト1位で入団して1年目のシーズンを過ごしている。ウエスタン・リーグでは7試合に登板して1勝1敗1セーブ、防御率2.12。7月下旬からは、2軍管轄となり倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)も「2軍で競争してもらいます。そういう時期に来たと思いますので」と、1軍のローテーションを狙うスタートラインにまで立つことになった。

 直近の登板は8日、ウエスタン・リーグの中日戦(バンテリンドーム)だった。5回3失点で初黒星を喫し、「4回、5回は点を取られてしまいましたけど、それ以外は三振も多く取れましたし、バッターの反応も自分が調子のいい時の反応だったので、よかったです」と前向きに振り返る。8三振の内容にも「真っすぐでもファウルが取れましたし、その日はカーブも使っていました。カーブが有効的だったので、そこがよかったです」と手応えを感じている。

 7月22日から25日までの4日間、チームは試合がなかった。オールスターで世間が盛り上がる中で、前田悠は1軍の練習に参加していた。25日には、みずほPayPayドームでライブBPに登板。倉野コーチとのやり取りを「『ここから競争してもらう』と言われました。あとは技術面のことでした」と明かす。倉野コーチが語る「特別強化プログラム」が、順調に進んでいる証だ。

ソフトバンク・星野順治コーディネーター(投手)【写真:竹村岳】
ソフトバンク・星野順治コーディネーター(投手)【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)