同じ150キロでも「ゆっくり見える」 明石コーチが語る牧原大成…2軍で見せた“格の違い”

  • 記者:竹村岳
    2024.08.09
  • 1軍
ソフトバンク・牧原大成【写真:竹村岳】
ソフトバンク・牧原大成【写真:竹村岳】

8日のロッテ戦では2安打2打点の活躍…「なんとか1本出したい気持ちで」

 直球にめっぽう強い。本人にとっては1軍に昇格するまでの通過点ではあったが、確実に“格の違い”を見せつけた期間だった。ソフトバンクは8日のロッテ戦(ZOZOマリン)に6-3で勝利した。相手先発は佐々木朗希投手だった中、攻略の大きな鍵となったのが牧原大成内野手だ。あらゆる面からチームを支える柱について、明石健志2軍打撃コーチが語る。「同じ150キロでもゆっくり見える」という言葉の真意に迫った。

 牧原大は8日のロッテ戦で「1番・二塁」で先発。初回先頭で、まっさらな打席に入ると、1球目の直球をライトに運んだ。2回2死一、三塁でもフォークを右中間に運び、2点二塁打で主導権を握った。今カードで2度目のヒーローインタビューに選ばれ「なかなか点が取れない投手なので、なんとかここで1本出したいという気持ちで打席に入りました。今年全然なれていなかったので、ヒーローになれてよかったです」とマイクを握った。

 小久保裕紀監督は過去、直球に強い選手について「現役やと牧原。あとは健志やね」と真っ先に2人の名前を挙げていた。牧原大は4月28日に右脇腹を痛めて登録抹消となった。復帰戦は6月22日で、その後はウエスタン・リーグでは6試合に出場して打率.412という成績を残した。そんな牧原大の打席を見ていた明石コーチは、他の選手と比べても投手の球が「ゆっくり見えた」という。

(竹村岳 / Gaku Takemura)