3四球KOから2週間…杉山一樹の胸中は? 気持ちの“浮き沈み”、本気の「今年で辞める」覚悟

  • 記者:飯田航平
    2024.07.31
  • 1軍
ソフトバンク・杉山一樹【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・杉山一樹【写真:荒川祐史】

15日のロッテ戦で3四球を与えて3失点…「一番自分の中でやってしまった」

 自分自身の覚悟を問われるような2週間だった。気持ちは「沈みました」と、やり返すチャンスだけを待っていた。ソフトバンクは30日、楽天戦(楽天モバイルパーク)で10-1で勝利した。3番手で登板し、試合を締めくくったのが杉山一樹投手だった。

 9点リードの9回にマウンドに上がった。先頭の小郷を155キロ直球で見逃し三線に斬ると、阿部を左飛に打ち取る。最後は辰己を153キロ直球で見逃し三振に仕留めた。チームは5連勝。試合後には優勝へのマジックナンバー「42」が点灯したが、小久保裕紀監督が「禁句です」と報道陣に言うほど、足元を見つめて戦おうとしている。

 杉山の前回登板は15日のロッテ戦(みずほPayPayドーム)だった。1点リードの7回無死満塁からリリーフしたが、田村には押し出し四球を与えて同点としてしまう。藤岡は空振り三振に仕留めたが、岡と小川にも連続で押し出し四球を与えて逆転を許してしまった。チームとしても逆転負けとなった一戦。そこから「マイナビオールスターゲーム2024」も挟んで、2週間以上も登板から遠ざかっていた。本人はどんな心境だったのか。

ソフトバンク・杉山一樹【写真:竹村岳】
ソフトバンク・杉山一樹【写真:竹村岳】

(飯田航平 / Kohei Iida)