支配下掴んだ「上位3人」の裏で…実はいた“4位”の投手 倉野コーチが明かす選考の舞台裏

  • 記者:竹村岳
    2024.07.30
  • 1軍
ソフトバンク・前田純、三浦瑞樹、中村亮太(左から)【写真:竹村岳】
ソフトバンク・前田純、三浦瑞樹、中村亮太(左から)【写真:竹村岳】

支配下になった3投手…倉野コーチから伝えた「君たちが一生懸命にやった結果」

 舞台裏を激白した。「上位3人」と、“4位”だった選手の話だ。ソフトバンクは24日、前田純投手、中村亮太投手、三浦瑞樹投手、そして石塚綜一郎捕手を支配下登録することを発表した。今季、育成から2桁を掴み取ったのは8人。その中でも、投手はこの3人が初めてだった。倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)も「上位3人」と表現し、1軍の舞台に立つ権利を与えた。

 支配下登録された時点での3人の成績から紹介する。前田純はウエスタン・リーグで12試合に登板して7勝1敗、リーグトップの防御率1.46。結果という面では、3人の中でも抜けたものを残していたと言えるだろう。三浦も11試合に登板して2勝3敗、防御率1.52と、前田純に迫る数字を示していた。中村亮にとっては、2022年以来2度目の支配下登録。18試合に登板して3勝1敗3セーブ、防御率3.19と多様な起用に応えるユーティリティ性を見せていた。

 倉野コーチは3人について「なんで支配下になったのかと言えば、育成の中の競争に勝ったから。本人にも『君たちが一生懸命にやって結果を出したから。この上位3人が今回は選ばれたということ』と言いました」と言及していた。「上位3人」と表現するということは、決断にまで競争する相手がいたということ。惜しくも“4位”で、2桁を掴めなかった選手の存在を倉野コーチは「もちろんです」と認めた。その“内情”について、こう明かす。

(竹村岳 / Gaku Takemura)