小久保監督は言葉の「重みが違う」 後半戦“開幕”の意味…選手全員と握手を交わした理由

  • 記者:竹村岳
    2024.07.27
  • 1軍
ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:荒川祐史】

5回と6回には周東佑京と今宮健太が好プレー…体現したのは指揮官の思い

 リーグ優勝という最大の目標に向かって、どんな思いで後半戦の開幕を迎えたのか。1つ1つの行動から、気持ちが伝わってきた。ソフトバンクは26日、オリックス戦(みずほPayPayドーム)に5-1で勝利した。小久保裕紀監督は「宮城が相手で2ラン2本なので、あれで今日の試合は優位に運べた」と振り返る。試合前から選手たちには、指揮官なりの“メッセージ”を発していた。

 初回、2死から栗原陵矢内野手が内野安打で出塁する。続く山川穂高内野手の15号2ランでいきなり先制した。さらに2死二塁から正木智也外野手に待望の1号2ランが生まれ、オリックス先発の宮城大弥投手から一気に4点を奪った。先発のカーター・スチュワート・ジュニア投手は6回まで無失点も、7回に2死満塁のピンチを迎える。ここで小久保監督は審判からボールを受け取ると、マウンドにまで足を運んだ。2番手の津森宥紀投手に直接、新しい球を手渡し、必死にリードを守ろうとした。

小久保監督と握手を交わす今宮健太【写真:竹村岳】
小久保監督と握手を交わす今宮健太【写真:竹村岳】

 2位のロッテに10ゲーム差をつけ、55勝29敗3分けで前半戦を終えた。試合がない期間が4日間あり、指揮官もオールスターに参加していただけに、久々にナインと顔を合わせたこの日。試合前から選手と1人ずつ、丁寧に握手を交わす姿があった。チームリーダーの今宮健太内野手は、小久保監督の姿から何を受け取ったのか。

(竹村岳 / Gaku Takemura)