入団当初は「弱かった」 井口資仁氏が明かす常勝軍団への“変貌期”…王監督がかけた「魔法」

  • 記者:湯浅大
    2024.07.22
  • 1軍
王貞治球団会長【写真:矢口亨】
王貞治球団会長【写真:矢口亨】

井口資仁氏は王監督就任3年目の1997年からダイエーでプレーした

 ダイエー(現ソフトバンク)やメジャーで活躍した野球解説者の井口資仁氏がホークスを語るコンテンツ(不定期掲載)。第5回のテーマは「王イズム」。入団1年目の1997年からホワイトソックスに移籍する2004年まで王貞治監督(現球団会長)のもとでプレーし、植え付けられた“勝者のメンタリティー”を語った。

 王監督就任1年目の1995年は5位、翌1996年は6位。井口氏は青学大4年時の同年にダイエーを逆指名してドラフト1位で入団したが、当時のチームは「弱かった」と回顧する。王監督は毎日のようにミーティングで選手らに意識改革を求めていた。

「まずは勝ちにこだわるというのが大きい部分でした。何事も最後まで諦めない。一球の大切さですよね。『この一球は2度と来ない』というのは選手によく言っていました。打席で一球でもおそろかにするなと。プレーボールから試合終了までは3時間くらいしかない。自分の打席は4、5回程度しかないんだから、その中の一球一球を大切にしろと。そのためには練習からしっかりと全力で練習して、試合で一番いいパフォーマンスを出せるようにしようと」

野球解説者の井口資仁氏【写真:竹村岳】
野球解説者の井口資仁氏【写真:竹村岳】

王監督からもらった“金言”「投手を飲み込むくらいの勢いで」

(湯浅大 / Dai Yuasa)