大山を救った先輩たちの“思いやり” 甲斐と周東の言葉に…溢れ出た感謝

  • 記者:飯田航平
    2024.07.18
  • 1軍
ソフトバンク・甲斐拓也(左)と周東佑京【写真:竹村岳】
ソフトバンク・甲斐拓也(左)と周東佑京【写真:竹村岳】

初先発のマウンドは3回3失点で勝ち負けつかず

 選手会長が、正捕手が、同期入団右腕が、みんながプロ初先発ルーキーを助けたかった。17日のロッテ戦(みずほPayPayドーム)。球宴前最後となる本拠地ゲームの先発マウンドを託されたのが、大山凌投手だった。

 東日本国際大からドラフト6位で入団。6月9日に1軍初昇格を果たすと、この日の試合前までで6試合に登板し、防御率0.82の成績を残していた。首脳陣から将来を嘱望されているからこそ、任されたまっさらなマウンド。だが、3回まで毎回失点を喫し、4回のマウンドに上がることはできなかった。「悔しいですけど、力不足としか言いようがない。そんなに甘くないです」。ほろ苦い先発デビューを言葉少なめに振り返った。

 降板時点で1点ビハインドとプロ初黒星がつく可能性もあった中で、バッテリーを組んだ甲斐拓也捕手が5打点の活躍。大山の後を受けた2番手の澤柳亮太郎投手は2イニングを6人でピシャリと抑え、チームは逆転勝ちを収めた。甲斐とともにヒーローに選ばれた周東佑京内野手も、走攻守において勝利に貢献。そんな3人は大山に対し、どのような思いで戦ったのか。

ソフトバンク・大山凌【写真:竹村岳】
ソフトバンク・大山凌【写真:竹村岳】

(飯田航平 / Kohei Iida)