先輩の夏を「終わらせてしまった」 前田悠伍が甲子園で見せた涙…西谷監督が今も抱く“後悔”

大阪桐蔭時代の前田悠伍【写真:小林靖】
大阪桐蔭時代の前田悠伍【写真:小林靖】

大阪桐蔭の西谷監督に単独インタビュー…テーマは前田悠伍の「下級生時代」

 鷹フルでは、大阪桐蔭高の西谷浩一監督に単独インタビューを敢行。ソフトバンクにドラフト1位で指名された同校OB、前田悠伍投手について全3回にわたりお届けする。第2回のテーマは、1年秋から2年夏にかけての「下級生時代」。左腕の実力を信頼を認めながらも、あえてエースナンバーを渡さなかった理由。流した涙の意味、指揮官が今も抱く“後悔”とは――。

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 2021年の夏、1年生だった前田悠をベンチには入れなかった。「もう少し体作りをしっかりとして、秋に万全で入ろうと思っていました」。チームは甲子園にまで駒を進めたものの、2回戦で近江高に敗戦。すぐに秋の大会に向けて体制を整え始めた。存在は新チームでも当然、主戦投手。同年秋の神宮大会、翌年の第94回選抜高校野球大会では好投を見せて全国制覇に貢献した。

 しかし、背負った番号は1番ではなかった。神宮大会では14番、春の選抜では11番で、エースナンバーを背負うのは“自分たちの代”になった2年秋だった。なぜ下級生の時、1番を与えなかったのか。西谷監督が意図と舞台裏を語る。

ソフトバンク・前田悠伍【写真:竹村岳】
ソフトバンク・前田悠伍【写真:竹村岳】
ソフトバンク・前田悠伍【写真:竹村岳】
ソフトバンク・前田悠伍【写真:竹村岳】

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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