多くの先輩と後輩に囲まれながら、日々を過ごしているプロ野球選手。その中で「同学年」というのも、繋がりが強い関係性です。鷹フルではこれまで「同学年の選手をなんと呼んでいますか?」と調査してきました。今回登場したのは、1999年11月生まれの正木智也外野手。野手5人の呼び方を聞いてみました。暴露した衝撃のあだ名……。「ドッスン」とは、一体誰のことでしょう?
――なぜ川ちゃん?
「リッチー(リチャード内野手)が川ちゃんって呼んでいるので。僕はずっと川村って呼んでいたんですけど、なんか下の名前かあだ名で呼びたいなって思って、川ちゃんです」
――どんな人ですか?
「優しいですね。めっちゃ気を遣えますし、面白いです。仲はめっちゃいいです」
――仲田慶介選手は?
「慶介です」
――よく一緒にいるところをお見かけします。
「一番一緒にいますね。休みの日もサウナに一緒に行ったり、あと僕の家の近くに引っ越してきました(笑)」
――好かれていますね。同期入団でドラフト2位と育成14位という入団でしたが、関係はどうやって深まった?
「どうですかね、珠(ヤクルトの増田珠)だと思います。珠と慶介が仲良くて、僕も一緒に話していたんですけど、3人で一緒にいることが多くなって、仲良くなりました」
――野手だと、大泉周也選手は?
「『ドッスン』です」
――なぜドッスン?
「リッチーが『大泉周也ってマリカー(マリオカート)のドッスンに似てね?』って言い出して、キャンプ中からドッスンになりました(笑)」
――キャンプ中、ずっと一緒にいたじゃないですか。仲は深まりましたか?
「そうですね。ご飯も一緒に行きましたし、筑後で会ったりしてもよく話します」
――リチャード選手は?
「リッチーです」
――盛り上げるのが上手な人ですが、どんな人ですか?
「いやぁ、面白いですね(笑)。見たことないような人なので、一緒にいてめっちゃ楽しいです」
――正木選手も多くの野球選手に会ってきたと思いますが、なかなかいないような人じゃないですか?
「面白すぎますね。2軍にいる時もご飯に何回か行きましたし」
――ご飯を食べている時はどんな感じなんですか?
「なんて言うんですかね。リッチーって目についたものをすぐに口に出すというか。普通にご飯を食べて、ホテルに帰ってる間に、カラオケを見つけたら『カラオケ行かね?』って言ってきたりして『いや、行かない行かない』みたいな。なんか見つけても『あれしない?』、マック(マクドナルド)見つけたら『え、マック行こ!』とか(笑)。面白いです」
――山本恵大選手は?
「山ちゃんです」
――川村選手と山本選手が仲良しなのはよく聞きますが。
「僕も仲良いと思います。2軍にいた時は一緒にいましたし、ご飯にも行きましたね。同期はみんな仲良いです」
――昨シーズン、正木選手がリハビリ組にいた時は被っていた?
「はい、被っていました」
――すごくふわふわした雰囲気を持っている人ですよね。
「優しいですね、山ちゃんは。だから川村とも仲良いのかなって思いますし」
――同じ東京出身ですが、地元は近い?
「いや、近くはないです」
――正木選手はなんと呼ばれることが多い?
「僕は慶介からは智也って呼ばれています。あとは正木か、キングですね。リッチーとかはキングって呼びます(笑)」
――名字の「正木」をイジっての“マサキング”という意味ですね?
「そうですそうです(笑)」
――投手も含めてしまうと多くなってしまうので、野手に留めておきます。1999年は、どんな世代でしょう?
「個性があって、面白い人も多くて、仲はいいと思いますね。悪い人もいないですし」
――中心だった増田選手がヤクルトに加入した。今の同学年の中心は誰でしょう?
「誰ですかね。リッチー……リッチーではないか。リーダーみたいな中心はいないですね。ご飯に行くときはいろんな発信して言うって感じです」
――言い出しっぺになる人はあまりいない?
「あ、でもそれはリッチーが多いです(笑)」