打率.419の柳町達に選択したバント 中村晃の「技術にかけた」…首脳陣が明かす“真意”

  • 記者:飯田航平
    2024.06.14
  • 1軍
ソフトバンク・柳町達(左)と中村晃【写真:竹村岳】
ソフトバンク・柳町達(左)と中村晃【写真:竹村岳】

勝ち越し打で見せた渾身のガッツポーズ

「.419」ではなく「.183」にかけた首脳陣の決断とは――。11日のヤクルト戦(みずほPayPayドーム)、試合を決めたのはベテランの一振りだった。同点の7回無死一、二塁で柳町達外野手が犠打を決め、続く中村晃外野手が決勝の2点適時打を中前に運んだ。打率.419の高打率を残していた中で柳町に犠打を選択した真相を奈良原浩ヘッドコーチが明かした。

 劇的な一打が生まれるまで10打席ノーヒット、打率.183と苦しんでいた中村晃に久しぶりの笑顔が戻った。「本当にみんなで繋いでつくった逆転のチャンスだったので、なんとか打てるようにと思いました」。打球が遊撃手の横を抜けて中前に転がると、ベンチからはナインが飛び出し、ヒーローを祝福した。驚きだったのは、その直前。打率.419の柳町に対して送りバントを選択した理由を奈良原コーチはこのように語る。

(飯田航平 / Kohei Iida)