新たな右の代打候補？…「嶺井さんよく打つね」　小久保監督のコメント全文

ソフトバンク・嶺井博希【写真：荒川祐史】
ソフトバンク・嶺井博希【写真：荒川祐史】

先発の和田が初回に満塁弾を浴びる…4番手の藤井も筒香に3ラン被弾

　ソフトバンクは9日、横浜スタジアムでのDeNA戦に5-8で敗れた。先発の和田毅投手が、初回に安打と四球で無死満塁のピンチを招くと、牧秀悟内野手の本塁打で4点を失った。7回には、4番手として登板した藤井皓哉投手が筒香嘉智外野手に3ランを浴びた。打線は計12安打と、DeNA打線を上回り、終始粘りも見せたが、惜しくも及ばなかった。試合後の小久保裕紀監督のコメント全文は以下の通り。

――和田投手の投球について。
「4番の満塁ホームランと、5番・嘉智の3ランはダブルで効きましたね」

――和田投手はこれまで良い投球が続いていたが、いつもと違うところがあった？
「やっぱ慣れない球場ってのもあったかもしれないですね。4番満塁ホームラン、5番が3ラン、それを勝つのは無理ですね」

――それでも打線は粘り強く得点を重ねた。
「終盤にチャンスがあるのはわかっていたので。3ランまでは……。勝負できるなというところがあったけど、あの3ランではなかなかね」

――嶺井選手は今日も途中出場で2安打1打点。打撃の内容は？
「右の代打でもいけるかなというぐらい、嶺井さんよく打つね」

――中村晃選手の粘りや栗原選手からはなんとかしたい姿勢が見えた。
「ああいう展開だったら、集中力は維持するのは難しいんですけど、よく維持してるなと感心しました」

――大山投手がデビューした。
「勝っているゲームだとしんどいでしょうからね。ビハインドのところでっていう想定だったんですけど、いきなりそういう試合が来たので。彼にとってはこの期間はチャンスだと思って、比較になる選手というか、同じような立場で投げる選手より、成績を残せば（1軍に）残れる可能性はある。多いに欲出して頑張ってほしいです」

――セ・リーグの主催試合で4勝2敗。
「あと6試合。久しぶりに福岡で6試合なので、やり直す。やり直すではないね。頑張ります」

（飯田航平 / Kohei Iida）