なぜ3点ビハインドでも津森宥紀を投入? 首脳陣が考えを巡らす“敗戦の有効活用”

ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:荒川祐史】

3点ビハインドの展開ながら7回、8回の2イニングで3投手を投入

 敗戦の“有効活用”だった。ソフトバンクは14日、敵地・楽天生命パークで楽天に1-4で敗れた。先発の有原航平投手が2回、4回に2点ずつを失って4失点。打線もポンセら楽天投手陣の前に、三森大貴内野手の適時打で奪った1点のみ。散発の5安打に終わり、今季35試合目で10敗目を喫した。

「今日とかも負けるにしても4-2、4-3くらいの展開にできた試合だったな、と」。小久保裕紀監督がこう振り返った一戦。ポンセの前に苦戦する中で、首脳陣が見せたのは、中継ぎ投手陣の起用における工夫だった。

 3点ビハインドの7回からは先発の有原に代えて長谷川威展投手を投入。左腕の長谷川が小深田を二ゴロに打ち取り、小郷に左前安打を浴びたところで、すぐさま又吉克樹投手にスイッチした。競った展開ではなく、長谷川に1イニングを任せてもいい場面だったが、あえて右打者の村林を迎えたところで右腕に代えた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)