甲斐拓也の重い言葉…1軍見学に「ここでお前がプレーする」 藤田悠太郎の貴重な1日

  • 記者:竹村岳
    2024.05.14
  • 1軍
ソフトバンク・藤田悠太郎【写真:飯田航平】
ソフトバンク・藤田悠太郎【写真:飯田航平】

4月30日に新人選手が1軍を見学

 憧れの存在からもらった言葉はうれしいものだ。ソフトバンクの新人選手が4月30日、楽天戦(みずほPayPayドーム福岡)を試合前練習から見学した。「ここでプレーするというのが夢でもありますし、ここでプレーする自分を浮かべながら、先輩方の練習を見させていただきました」と決意を新たにしていたのが、ドラフト7位で入団した藤田悠太郎捕手だ。甲斐拓也捕手からかけられた言葉で、自分が1人のプロ野球選手であることを実感した。

 藤田悠は福岡大大濠高からドラフト7位指名を受けてホークスに入団した。右投げ右打ちの捕手で、高校通算43本塁打を記録。小学6年生の時には「福岡ソフトバンクホークスジュニア」にも選出されるなど、ホークスと強い繋がりを持って野球人生を過ごしてきた。入団会見など、節目のタイミングで何度も憧れの存在として名前を挙げてきたのが、甲斐だった。

1軍の練習を見学する新人たち【写真:竹村岳】
1軍の練習を見学する新人たち【写真:竹村岳】

 見学という形で訪れたみずほPayPayドーム。支配下で指名を受けた選手の中では、唯一の捕手。すぐに足を運んだのが、捕手としての練習をしている先輩のもとだった。「甲斐さんにも海野さんにもご挨拶をさせていただきました。『頑張ってるか』と言われました」。甲斐がくれた言葉が、自分の背筋を伸ばした。

(竹村岳 / Gaku Takemura)