意気に感じた倉野コーチの言葉 加入後最少の“16.8”…有原航平が徹底した「丁寧に」

  • 記者:福谷佑介
    2024.04.24
  • 1軍
ソフトバンク・有原航平【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・有原航平【写真:荒川祐史】

有原航平が9回2失点の好投で今季初完投…佐々木朗希との投げ合いを制す

 渾身のガッツポーズだった。23日に敵地ZOZOマリンで行われたロッテ戦。ホークスの先発マウンドに上がった有原航平投手は、最後の打者のポランコを空振り三振に切って取ると、力強く拳を握った。今季初完投。ロッテ打線をソロ2本の2失点に抑え、「めちゃくちゃエグい球を投げていた」という佐々木朗希投手との投げ合いを制した。

 初回をわずか10球で3者凡退とリズムよく立ち上がると、4回まで1人の走者も出さないパーフェクトピッチング。2点リードの5回に抜けたスライダーを山口に左翼スタンドへ運ばれ、7回にはポランコに右翼スタンドへのソロを浴びたものの、8回までに許した安打はこの2本だけ。わずか92球という球数の少なさで、8回を投げ終えた。

 ベンチへ戻ると、倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)から「任せた」と最終回も託された。「やってやるぞっていう気持ちになりました」。気合い十分に9回のマウンドへ。2死から藤岡に安打を浴びたものの、最後はポランコのバットに空を切らせた。首脳陣の期待に応え、感情が溢れ出た。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)