佐々木朗希に浴びせた4回の集中打「細かいことは言えません」　小久保監督のコメント全文

ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真：荒川祐史】
ソフトバンク・小久保裕紀監督【写真：荒川祐史】

4回に今宮、柳田、近藤がいずれも佐々木朗のフォークを打って先制

　ソフトバンクは23日、敵地ZOZOマリンスタジアムでのロッテ戦に4-2で勝利した。ロッテ先発の佐々木朗希投手から4回に今宮健太内野手、柳田悠岐外野手の連打でチャンスを作ると、近藤健介外野手が適時打を放って先制。7回には川村友斗外野手が左越えの適時二塁打を放ち、貴重な追加点を生んだ。先発の有原航平投手はソロ2本を浴びたものの、1人で投げ抜き2失点で完投勝利をあげた。試合後の小久保裕紀監督のコメント全文は以下の通り。

――有原投手が最後までよく投げた。
「あそこ（8回）がゲッツーで終わってなければ、9回は考えたかもしれないですけど、球数もそうですし、100球いってなかったんで、いってもらおうとね。よく投げ切ってくれました」

――佐々木朗希投手との投げ合いでプレッシャーもかかる試合だった。
「そうですね、5回までスイスイいって、点取られたのもホームラン一発ずつ、ソロだったんで2点で収まりましたし、佐々木朗希が相手だったんでそんなに点が入らない、という中でマウンドに上がっているのはわかっていたので。先制できて良かったですね」

――先制のところは集中打を浴びせた。
「近藤が苦手意識あるみたいですけど、初めてヒットも出たんで。その後の打席の対応を見ても、そんなにやられている感じではなかったので、これから楽しみですね」

――フォーク狙いだった。
「細かいことは言えません」

――近藤選手は6回に交代。
「ちょっとスライディングしたときに違和感があったので、明日の出場は問題ないっていうのは今聞きましたけどね」

――川村選手が仙台に続きスタメンで結果を出した。
「彼（佐々木朗希）から打ったヒットってのは自信になるでしょうね。でも、次の打席でバント失敗したんで、流れが変わらなくてよかったな、とホッとしてるんじゃないですか」

――1番で起用したのは。
「オープン戦のときの2打席の内容がそんなに悪くなかったし、あとは足も十分使えますし。でも、本当、最後ね、1点ほしいところでいいところで打ってくれたんで。あとはバントだけです」

――エース対決で大きい1勝。
「明日は（ロッテは）ブルペンデーなんですかね？　ちょっとわからないんですけど、いいスタート切れたので、勝ち越し目指していくだけです」

（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）