尾形崇斗、田浦文丸らの現状は? リハビリ組通信…150キロ超で実戦復帰が近い投手も

ソフトバンク・田浦文丸、ダーウィンゾン・ヘルナンデス、尾形崇斗【写真:竹村岳】
ソフトバンク・田浦文丸、ダーウィンゾン・ヘルナンデス、尾形崇斗【写真:竹村岳】

5日に「HAWKS ベースボールパーク筑後」へ…単独取材したリハビリ組の現状は

 主に投手陣について、リハビリ組の現状を語ってもらった。1軍のペナントレースが開幕した一方で、必死に復帰を目指す選手たちがいる。鷹フルは5日、ファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」へ。森山良二リハビリ担当コーチ(投手)を単独取材した。尾形崇斗投手、田浦文丸投手らは、今どんな段階にいて、どんな道筋で実戦復帰を目指しているのか。

 尾形は春季キャンプ中から155キロを記録するなど、首脳陣からも高評価を得ていた。しかし、3月になると右肩に張りが生じ、調整のペースをかなり落とすことになった。すでにブルペン投球は再開しており、森山コーチは「明日(6日)ピッチングして、問題がなければ週明けにシート打撃。そういうステップです。まずは明日をしっかり、徐々にやっているところです」と現状を代弁する。打者を相手にするステージが、ようやく見え始めた。

ソフトバンク・尾形崇斗【写真:竹村岳】
ソフトバンク・尾形崇斗【写真:竹村岳】

 キャッチボールでも、すでに150キロを超える球を投げているという。さすがの出力で「そうなると(ペースが上がってくるのも)早いのかなと思いますけどね」と森山コーチも今後について思い描いている。尾形自身が“投げたがり”なだけに「順序を立ててやっているところです。『考えてやっていこう』って話しながら」と、ペースだけは見失わないように取り組んでいる。

ソフトバンク・田浦文丸【写真:竹村岳】
ソフトバンク・田浦文丸【写真:竹村岳】

 田浦は2月の春季キャンプ途中から、宮崎のB組に合流した。左肩の状態を考慮して1月中から慎重な調整を重ねてきたが、なかなか状態を上げられずにいる。「やっとキャッチボールの強度が上がってきたので、尾形に比べるとまだですね。ブルペンもまだです。文丸はもうちょっとかかります」と語る。この日も強めのキャッチボールはしたものの、決して球数自体は多くなかった。

ソフトバンクのダーウィンゾン・ヘルナンデス【写真:竹村岳】
ソフトバンクのダーウィンゾン・ヘルナンデス【写真:竹村岳】

 ヘルナンデスは、3月20日に球団から「右下肢の違和感の訴えがあり病院で受診した結果、右半腱様筋筋損傷と診断されました」と発表された。小久保裕紀監督も「痛いのを我慢して、症状を聞くとよくここまでやっていたな」と語るほど、症状は出ていたそう。森山コーチも「下半身ですからね。肩と肘は全然問題ないんですけど、ある程度は走れるようにならないといけない」という。この日はキャッチボールと軽めのダッシュを室内練習場で行っていた。

 肩と肘を痛めたわけではないだけに、順調にステップを踏んでいけそうだ。「外国人にしても、大事なのは下半身。うまく連動しないとこっち(肩、肘)にも影響が出るから、そこら辺は難しい」とコーチ陣としても下半身にフォーカスをあてて日々を過ごしてもらっている。ブルペンで捕手を立たせて投げた時も150キロ前後のボールを投げていたという。ヘルナンデス本人も「来週投げる予定です。1イニングを投げてみて、というところ」と今後について明かした。

ソフトバンク・渡邉陸【写真:竹村岳】
ソフトバンク・渡邉陸【写真:竹村岳】

 リハビリ組としてその他にウオーミングアップを行なっていたのは武田翔太投手、宮里優吾投手、大竹風雅投手、佐々木明都投手、瀧本将生投手、宮﨑颯投手、水口創太投手、ルイス・ロドリゲス投手らがいた。野手について中谷将大リハビリ担当コーチ(野手)は「トレーナーに聞いてください」と多くを語ることはなかった。渡邉陸捕手は軽めのティー打撃などを行う段階。キャッチボールもまだ軽めという印象で、本人からは笑顔が見られた。

(竹村岳 / Gaku Takemura)