ソフトバンクの2軍は4日、タマスタ筑後で行われたウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦に16-4で勝利した。打線では野村大樹内野手が4安打1本塁打7打点と大活躍。嶺井博希捕手、石塚綜一郎捕手も本塁打を放ち、大量得点を奪った。先発した板東湧梧投手は3回5安打4失点だった。試合後の松山秀明2軍監督のコメント全文は以下の通り。
――柳町選手も途中から起用する予定だった?
「そうですね、出番があったら後ろから、いいところでという形だったんですけどね」
――正木選手が1軍に合流。
「もう本当に、今やっていることを続けて、今まで通りやるしかないし、力まずにやればいいっていうことですよね。それしかない。力んでしまうとは思いますけどね」
――先発の板東投手は出力が出ていない?
「状態がどんな感じかっていうテスト的な部分もありますし、そんな感じですよね」
――打線が爆発した中で廣瀬選手は無安打。
「今日なんか、ヒットの出てる方向、ヒットを打っている選手たちを見ると、本当にセンター中心に、反対方向にコンパクトに打ってる選手がヒットを打っている。強引にバットを振っている選手の方が、やっぱりヒットの数は少ないっていうのは、今日の試合で明らかに出ていると思うんですよね。だから、そういうところを感じて、いい人はそれを続ければいいし、なんで今日ミスしたかっていうことも、打っている人はどう打っているのかっていうことも、よく見て考えながら。今日の試合は典型的な感じだったと思うんですけどね」
――廣瀬選手のサード起用について。
「サードの守備はまあまあ。セカンドよりは不安ではないんじゃないですか。経験はあると思うので」
――笹川選手が打球をノーバウンドでキャッチしたと判断してしまった場面もあった。
「本人にも言いましたけど、アウト、セーフっていうのは、審判が最終的にジャッジするものであって、僕たちがそれをどうのこうの言ったところで変わることがないので、もう自分のプレーをあとは全うしなさい、と。アピールは当然しますけど、そのあとすぐにやっぱり次のプレーを考えて。もうできることは、僕たちはもうそれしかないので。アウトだった、セーフだったと後から言ったって、何も僕らは変えることできないので」
――野村大選手をレフトで起用した。
「どうすれば彼のバッティングが生きていくのかっていうことを考えると、レフトでもいいんじゃないかっていう思いもあり、ちょっと練習させてみたら、そう悪くもない感じだったので、やってみようかな、みたいな。彼の幅も広がると思うし、プレーヤーとして。バッティングを生かすためには、やっぱり自分の幅を広げれば、ポジションを広げれば、彼のチャンスも増えてくる。それは、ちょっと本気では考えてますけどね」
――しばらくは内野も外野も練習させる。
「そうですね。外野も内野も。サード、ファースト、セカンド、レフト。まぁセカンドは苦肉の策ですけど、一応、僕はそこまで教えているので。あとはそれでできれば、彼も出るチャンスも増えると思うので、1軍でもね」